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やり続けたいこと(15年年頭にあたり)

 毎年、年の初めにわが職場では、MY法という研修方法で、一年の方針・目標を掲げます。
 目標を達成するための中目標8個、細かい項目を64個、全員で話し合いながら決めていきます。72個のなかには、個人の分もあって、たとえば、今年のキーワードとか、今年の目標を掲げます。強制されたりすることは決してありません。
 今年のわたしのキーワードは「自琢(じたく)」です。自分を磨くという意味です。
 今年の目標は、「学生する」です。生活に直接影響しないかもしれないが、わたしにとって大切にしていきたいものを学びたく思っています。

 わたしは、夫の講演活動で、一緒に会社や各種団体に出かけています。そこでアシスタント兼実演をやっています。経済界の厳しい状況からおきる悲しい出来事は、日常茶飯事に身近におこっています。
 元気になりましょうよ、元気になるにはこんな方法がありますよと視覚に訴えての講演です。少しでもみなさんのお役に立ちたい、私たちの体験をお伝えして元気を出していただきたい、繁栄していくためには、いま、なにをするのか、等々。
 こういった強い"思い"をこめて活動しています。活動には「日々の研さん」がとても大切です。自分を磨く。すなわち"素直になる""純粋になる"ことのように思います。
 "こころ"は、手入れを怠るとすぐに汚れてしまいます。毎日が自分との格闘です。生涯、これでいいということはないのでしょう…か。

 ウォルドルフ人形を教えていくことも、同じだと思っています。
 厳しい経済情勢の中で、決して安くはない人形をおつくりになるのは、"かわいい"だけを求めてのことではないと思うのです。
 人形作りのひとときを、少しでも安らいでいただけたなら、講師としての務めが果たせるのではと思っています。

 「人のお役に立てる自分」をもとめつづけていきたい。大きな目標ですが、ひるまず、明るく朗らかにまいります。固苦しいメッセージになったのですが、タテマエで書いても、自分が喜びませんよね。
 今年もよろしくお願い申し上げます。

〔スウェーデンひつじの詩舎『ひつじ通信』〕
 平成15年1月1日