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2011 サクセス・サマーセミナー

2011年度 サクセス・サマーセミナー レポート

2011年度サマーセミナーは、東日本大震災を受けて「いま何をなすべきか!」と問いかけるテーマで、44名の参加を得て盛会裏に催すことができました。
2部は、渡部延男さんの「これまで聞いたことのない音色」(出席者談)のギター演奏でしっとり。
3部懇親会は一転賑やかに、さらに前原誠司前外相の登場で一気に盛り上がりました。

当日のスナップを少しUPした後、レジュメを掲載いたします。参考になれば幸いです。

2011サマーセミナー
いま何をなすべきか!と問いかける早川
2011サマーセミナー
会場スナップから
2011サマーセミナー
2部;ギタリスト渡部さんの独奏
2011サマーセミナー
3部の始めに改めてご挨拶
2011サマーセミナー
来賓祝辞をいただいた
小笹栄三京都信用金庫常務理事
2011サマーセミナー
前原前外相がご来場
今後の活躍を記念して乾杯
2011サマーセミナー
松井金属工業(株)新社長
松井健治ご夫妻のよい門出となりました
2011サマーセミナー
懇親会スナップ

サクセス・サマーセミナー             2011.8.12 於・京都ロイヤルホテル&スパ

 いま何をなすべきか!
    ~東日本大震災を超えるために

税理士 早川嘉美

Ⅰ 東日本大震災におけるわが国の凄さと疑問?
 (1) 国民の沈着な行動と疑問
 (2) 尊敬すべきボランティアの活動・巨額な義援金
 (3) 原発 支援に入る各国のウラオモテ
 (4) 催事の自粛というおろかさ
 (5) 被災者支援 一つの提案から

Ⅱ 経済大不振の現状
 (1) モラトリアムを活用した中小企業の実態
 (2) 日立製作所と三菱重工業 統合へ!
 (3) 急激な円高 米国債初の格下げ

Ⅲ 稲盛和夫氏(日本航空会長)再生支援インタビューから
  「利益なくして安全なし」…『日経ビジネス』より

(1) 幹部の意識が変わるのと正比例して業績が上がってきました。
(2) 安全のためにすべての経営資源を集中させるという考え方。
   乗客の安全こそ我々の使命で、利益を出すことは邪道、という雰囲気があった。
   しかし、これは本末転倒です
(3) 意識革命の象徴にしたのが、中村天風氏の言葉です。「新しき計画の成就は、ただ
   不屈不撓の一心にあり、さらにひたむきにただ想え、気高く、強く、一筋に」。
(4) 今の日本は「余生を楽しむ老人」
   身命を懸けて、己を捨てる。そんなリーダーがでてきて欲しい。
(5) ここ15~20年、韓国企業が世界で素晴らしい発展を遂げている。
   技術のレベルがはるかに高いと思われていた日本企業が、新製品の開発のスピードで後塵を
   拝してしまっている。なぜなのか。
   私はただ1つ、リーダーのあり方、意識の違いではないかと思っています。
(6) 野性的な勇気とガッツ。そして強い意志を持った人がでてくることを期待しています。

Ⅳ いま何をなすべきか!
(1) 単なる精神訓話としてではなく、経営方針を極めて鮮明にして、
   「集中」「効率」「ムダの撲滅」の実行
(2)「集中」「効率」とともに強い関心を持つことが肝要
    *この心の動きは、たえまなく必要な情報をキャッチする能力を磨くことになる、いまの今まで、
     そう信じてきたが、しかし、それに加えて、ものすごいスピードでやってくることを実感する事案が
     連続して生じています。
(3) 平時の論理で有事に対処してはいけない。
    *マニュアル通りやマニュアルに縛られている企業は衰退に向かう。=危機管理セミナーにて
(4) 目をそらしたくなるような景色も、チエとアイデアで変えることができる。
(5) 利益なくして経営なし


暑中お見舞い申し上げます
未曾有の東日本大震災は我々に何をもたらし、何を考えさせようとしているのか。今回はこれを踏まえ、「いま何をなすべきか!」を問いかけたいと思います。
このタイトルには、主語である〈我々は〉も〈私は〉も付していません。〈我々は〉の二人称にはしたくありませんし、〈私は〉にすると、何をどうすべきかまるで動きが取れない自分がいます。
それでも逃げ出さずに一緒に考え、大震災を乗り超えるチエある行動に移りたいのです。

2部にはギタリストの渡部延男さんにお越しいただくことにいたしました。
ギター一筋、世界のトップギタリストを目指して、スペイン、フランスに留学した渡部さんは、絶好調に差し掛かった33歳のとき、原因不明の奇病にかかり指が動かなくなってしまわれました。ギタリストとして致命傷です。
ギターを離れた人生を余儀なくされて20年。それでもギターを忘れられず、美山で後進の指導に乗り出されたのですが、それがきっかけとなり奇病の原因が発覚。手術・リハビリを経て、実に20年ぶりに演奏活動に戻って来られました。
この間、何を考え、どのような生活スタイルだったのでしょう。すさまじい人生に思いを馳せながら、ギターのやさしい旋律に耳を傾けていただければと思います。
お誘い合わせ、ぜひご出席ください。

【スケジュール】
日 時  8月12日(金)  午後5時15分~
場 所  京都ロイヤルホテル&スパ
      河原町三条上る  電話075-223-8486
      京阪電車「三条」 阪急電車「河原町」
テーマと講師  1部 17:15~「いま何をなすべきか!
                   ~東日本大震災を超えるために」
                   税理士 早川嘉美
          2部 18:30~ 渡部延男「ギター演奏」
          3部 19:15~ たのしい懇親会に移行します。
会 費  8000円(1・2部のみの参加は2000円)

【サマーセミナー&懇親会出席通知】
6日までにお申し込みください!

☆参加者氏名
☆連絡先(FaxかMailアドレス)
☆参加項目(○をつけて下さい)
  セミナー  ギター演奏  懇親会

TEL 075-561-8405   FAX 075-525-0615
Mail hykw-san@luck.ocn.ne.jp


渡部延男 Watabe Nobuo
1951年 京都生まれ。
1975-79年 スペイン、フランスに留学、スペイン国立オスカル・エスプラ音楽院、パリ・エコール
         ノルマル音楽院にて、ホセ・トマス、ホセ・ルイス・ゴンザレス、アルベルト・ポンセ各氏に師事。
1976年 ガルニャーノ国際ギターコンクール入賞。
1976-9年 イタリア・シエナ市キジアーナ音楽院にてオスカー・ギリア氏に師事。
        毎年ファイナルコンサートの演奏者に選ばれ、4年連続のスカラーシップと
        最優秀ディプロマを受賞。
1984年頃 理由不明の病気により、左手第4、5指が動かなくなる。
2004年 第1回ギター音楽祭in美山(ステファノ・グロンドーナ氏を招いて)を主催。
2005年9月 左手第4、5指の障害の理由が、脳の局部ジストニアと判明。
         東京女子医大脳神経外科にて手術。指の障害を克服する。
2006年  第2回美山ギター音楽祭を主催。
2007年  演奏活動を再開。
現在、京都美山町在住。
ファーム&ミュージックステイ“Sol Levante”を主催、年に4回開かれる「コンサートを聴き、美山料理を味わい、翌朝マスタークラスを行う」という「ディープでおいしい音楽会」が好評。後進の指導と20年ぶりの演奏活動に意欲を燃やしている。    http://music.geocities.jp/watabeguitar/index.html