孫への手紙 2010.8.30
溝添泰隆様
「第6回おにんぎょうだいすき展」出展依頼から
今年の10月15日(金)~17日(日)に「第6回人形展」を開きます。つきましては、泰隆君に、レゴで小惑星探査機「はやぶさ」を作ってほしいのです。
今回の作品展のサブタイトルは"いとおしい"にします。
"いとおしい"は、胸がキューンとなるほどのカワイイ、あるいは大切に大切にしたい気持ち、あるいは好きでたまらないほどの言葉を全部ブレンドしたような心です。
ようするに、ば~ばが泰や楓香のことを大切に思っている心のことです。
りこちゃんも2月に生まれてくれました。ば~ばは泰や楓香と同じように、りこちゃんも"いとおしい"です。
3人に増えたから、ひとりについて"いとおしい"が減ったかと言えば違います。決して1/3にはなりません。
どの子も100%"いとおしい"のです。
さて、そこでなぜ"はやぶさ"なのか?
ば~ばは、2003年に"はやぶさ"が打ち上げられたことは覚えていました。「ふ~ん」ぐらいの思いでした。
このあいだ、地球に生還したときは、とり肌立ちました。喜びの拍手をひとりでしてました。胸いっぱいに"いとおしい"気持ちが満ちあふれてきました。
人形展で、ば~ばが"はやぶさ"に"いとおしい"と思った気持ちを伝えて、"いとおしい"気持ちを持つように、毎日いきいき元気に暮らしていきませんか?と言いたいのです。それには泰隆の作ったレゴの"はやぶさ"が一番ピッタリなのです。
難しいでしょうがチャレンジしてください。
楓ちゃんは人形を出してくれます。
二人ともば~ばに力を貸してください。りこちゃんも写真で参加してくれます。
お返事くださいネ。楽しみに待ってます。
ありがとう。
かよこば~ばより
2010.8.30
*この手紙の呼びかけに応えて作られたのが、↓の作品。「おにんぎょうだいすき展」を飾って大評判になりました。
はやぶさ と 地球