瀬尾健一先生の足跡を「座右の銘百選」として辿ってきましたが、前回をもって大団円。
今回から、いろんな場で学んだり、収集したりして書き留めてきたものに、私自身の提唱を交えながら、「新・座右の銘百選」として綴ってまいりたいと思います。
最初にお断りしておきますが、瀬尾健一先生とはあまりにも知識教養がかけ離れていますので、十分承知おきいただきお読みいただきますようお願いしておきます。
2016.4.1 記
温故創新
新・座右の銘百選 44
温故創新
尊敬してやまない末次一郎先生の言葉。
同名の著書『温故創新』のあとがきに代えてより一文を紹介させていただこう。
「いうまでもなく論語の「温故知新」をもとに、国づくり運動を主導する自らの精神を詠んだものである。日本健青会、新樹回中央組織は解散したが、その精神は活きつづける。
山岸丈良」
もはや説明を要しないでしょう。「知ったことを実行しなければまったく意味をなさない」とおっしゃっていた瀬尾謙一先生にも通じるありがたい教えで、日ごろから大切にしています。
病院通いの多かった平成から令和への移行期となった2019年、すこぶる変調を乗り越えて新しい新年を迎えられることに対し、「温故創新」の心を大切にしていきたいと心新たにいたします。
早川嘉美の研修&行動日記
相続税改正の基礎知識・改正による税制度等への影響
弁護士、司法書士、不動産鑑定士、司法書士との合同研修会に参加。
大半を弁護士さんから細部の報告。気を付けなければいけないことがワンサとありました。
これからも十分身につけて、お役に立てるようにしていきたいと思っています。
2019.12.5
姉妹提携を締結している藤井会計事務所と税理士法人ハヤカワの合同忘年会。
スタートした昨年の忘年会は、恩師・藤井昶夫先生にご同席いただき、ご開会あいさつをいただいたものでした。 もう1年にもなったのですね。光陰矢の如し、お別れしたことは寂しいですが、だからこその思いを大切に進めていきたいものと心新たにしました。
2019.12.11
金臺寺の続報のようなニュース。先月で金臺寺の〈ユニコーン現象〉をご紹介しましたが、その続報。
受け入れ態勢を固められたとたん、早速、「寺院を作品展に使わせていただきたい」という申し込み届いたのです。すごいことが起こるんだなぁ~と感心しきりです。
どのような形で利用されるのかな~の関心から出かけました。もっとも、タッセルの作品は孫のふうたんが好きそうだなぁ~と思ったことにもよりますが…。声をかけたところ、二つ返事でOKが返ってきました。孫とのデートは楽しいですねぇ~
2019.12.15
手術後の最終検診。このところ全く違和感もなく快適に過ごしていましたので、安心して出かけましたが、果たして「まったく問題なく、順調です」のお墨付きをいただきました。
新年から人生最大の病院通いを強いられましたが、ありがたいことにこれらを乗り超えて新しい年を迎えることができそうです。
感謝!
2019.12.17
藤井会計事務所と姉妹提携を結んで1年余。当法人開催のセミナーに出席してもらったり、合同忘年会を実行したり、姉妹提案案件にも取り組んだり始めていますが、今回は私が担当する案件。
居住用宅地や事業用宅地を相続した場合、なかなか難しい問題がはらみます。
他に相当の財産がある場合はいいのですが、そんなことはまれでしょう。
不動産の分割にあたっては、いかに仲の良い兄弟姉妹であっても共有名義にするな、が大原則でしょう。このため、その土地を分筆してそれぞれの取得とすることを選択しようとします。
でもそうすると
「特定居住用宅地や特定事業用宅地」の評価減がフル活用できず、かなりの税額負担になる場合が生じかねません。痛しかゆし、です。このため、当面の税金を押さえるため、共有名義を選択することになります。うまく分割できない場合もあり、紛糾を避けて共有名義で処理してしまいます。
これが将来にとんでもない負担を及ぼすのです。
今回の案件、昭和48年に相続をされたのですが、奥さんと子ども6人の共有名義(7人の共有名義)として処理されました。それから46年~
配偶者と子ども4人が亡くなり、子どもの配偶者2人+孫10人に拡がり、孫のうち2人が亡くなり、ひ孫2人に承継され、現在14人になっています。さて、これをどう処理するか?
時あたかも、ネットニュースで次のような記事が配信されました。
京都市北区の物件。大正8年(1919年)から登記が放置され、判明しているだけで202人の所有対象者となってそうです。これを詳細に詰めていくと「おそらく1000人単位になるらしく全員の同意を得るのは不可能」というのです。
こんなことにならない判断を今、しておかねばなりません。もちろん、税を絡めて…
2019.12.26
大みそかは恒例によって本家田毎さんの年越しそばをよばれに、孫ら10名と大挙して出かけようと思っています。
本年1年、大変お世話になり、ご心配もおかけいたしました。いたって元気に新年を迎えられることに感謝しています。
ありがとうございました。よいお年をお迎えください‼
2019.12.30