瀬尾健一先生の足跡を「座右の銘百選」として辿ってきましたが、前回をもって大団円。
今回から、いろんな場で学んだり、収集したりして書き留めてきたものに、私自身の提唱を交えながら、「新・座右の銘百選」として綴ってまいりたいと思います。
最初にお断りしておきますが、瀬尾健一先生とはあまりにも知識教養がかけ離れていますので、十分承知おきいただきお読みいただきますようお願いしておきます。
2016.4.1 記
「悟れるものは悟りなさい 悟れないものは信じなさい」
新・座右の銘百選 60
「悟れるものは悟りなさい 悟れないものは信じなさい」
今月の言葉をいろいろ当たる中、「平成7年新春セミナー」レジュメが目に留まりました。
その1面に描かれていた言葉が今回の「悟れるものは悟りなさい 悟れないものは信じなさい」。前月に続いて、中村天風師の言葉です。
レジュメを繰ってみると魅力ある言葉に出会いました。解説をすべて割愛して、紹介のみにとどめます。
* 感動 それは生きる力の源である。
* 和をもって貴しとせず
* 自分の値段に気づく時
* 会社に頼らず、描く人生図
* ぶつけあう「異質」がパワー
* 転換期の経営~ 「質素 単純 愛」基本に!
因みにその時の講演テーマ―は「繁栄を掴もう」でした。
時代を超え、環境を超え、立場・組織・年齢を超え、今の時代にも生きている言葉のように感じます。
早川嘉美の研修&行動日記
なお、4月半ばから、週4日の勤務にさせていただいていますので、心身のリフレッシュを主体に動いていますので、ご理解いただければありがたいです。
世界遺産の宇治上神社(日本最古の神社建築)に参拝して、本命の平等院へ! 参拝者もちらほらで、ゆったりとした時間を過ごしました。
参観者も少なく、満足です。
この後、ちょっと一杯の店を求めたのですが、ほとんどが臨時休業。
やむなく宇治橋のほとりの回転寿しに入ったのですが、アルコールはNG。ゆっくりしたいときに、なんとも味けないですねぇ~。
2021.5.1
この日は超近場、いつもの散歩コースを3分ほど伸ばしただけ。
長年この近くに住んでいながら、家内が宝物館に「入ったことがない」と珍しいことをいうものだから、覗いてみることにしました。
いかにも寂れた感じで、太閤さんは悲しんでいるんじゃないですかねぇ~
正面の唐門は国宝ですし、有名な「国家安康 君臣豊楽」の釣り鐘もありますのにね。
宝物館のなかにも秀吉にゆかりの重文等がズラリと設展示されているのですがねぇ~。
2021.5.3
GW中はあんまり出歩いたらあかんよ!とGWの始まる前に、娘や孫からジグソーパズルをプレゼントされていました。
画題は若き日に「連珠を世界に!」の夢を描いて幾度か出掛けたストックホルム・ガムラスタン(旧市街。ノーベル美術館などあり)。
英語は全くのダメ、あるのは「連珠は素敵なゲームですよ」を訴えたかった思いひとつ。
まさに〈魅せられてしまった〉というべきですが、今になって、なんともすごいことにチャレンジしていたんだなぁ~と我ながら感心しきりです。
世界普及の活動から離れてからを加えるとストックホルムには10回も訪問しました。
治安もまるで心配したことがなかったし、ふらりと食事に入っても気は騒がなかったです。
夢を追い続けた思いがなにもかもを超越した行動に移らせていたのでしょうか。
この活動のおかげで、家内もスウェーデン生まれのウォルドルフ人形に出会ったのですから、ありがたくて、懐かしい私どもの第2の故郷です。
そしてこの日、子・孫が大挙してお祝にやってきてくれました。ばんざ~い! 人生に乾杯❣
2021.5.5
床に映える赤紅葉(この日は青紅葉)で著名な岩倉・実相院に出かけました。
何といっても周り一体と融合した緑がすばらしい。でもよく見かける床紅葉は身の震えるような感動までには至りませんでした。
帰り道、岩倉具視旧邸に回ったのですが、コロナによる臨時休館でした。残念。
時間はたっぷりあるから比叡山に行くことにして、八瀬まで来たところ、「瑠璃光院」の案内看板が目に留まりました。
「あれっ!こんなところ名所があったっけ?」 幾度も来ていますが初めての出会いです。
急きょ覗いてみることにしたところ、ばっちり正解。皆さんに教えてあげたいほど素敵でした。
入場料2,000円はちょっぴり高いと感じたのですが、茶菓、写経付ではそうではないかな?
言葉で記すより、周りの景色に溶け込みながらの写経がよかったですねぇ~
写真撮影はフリーがまた良かったです。このため比叡山はまた次の機会に!ということに相成りました。
写真は瑠璃光院
2021.5.9
それにしてもよくアキが来ないものでしょう。この日は「弥勒菩薩」の広隆寺が目的です。
以前に拝観した時は、連珠界の大先輩が管理人をされており、「いつでもどうぞ!」のお誘いを受け、長蛇の列に割り込んで拝観した記憶があるのですが、なんとこの日はまるで人影が見えません。
拝観停止かなぁ~と恐る恐る受付に近づくと「どうぞ!ご遠慮なく!」と声をかけられました。
外出自粛はここまで浸透しているのかな、と思うほど人影が見えません。広い庭内に我々二人きり。こんなことってあるですね。
弥勒菩薩半跏霊思惟像の安置されている霊宝殿はずらりと仏様。国宝20点、重要文化財48点に囲まれて二人きり。
30分あまり、瞑想をさせてもらうというありがたい時を過ごすことができました。感謝感激です。
【左】:この絵はずいぶん昔に描いたもの。はがきサイズの小品ですが結構気に入っていたものですが、残念ながら手元にありません。 というのは、作品展に展示していたある日、無くなってしまったのです。ボクの絵を持っていくなど信じられない!という思いでしかありません。 でも悲しいですね。
【右】:弘法大使御筆「般若心経(破体心経)」 の写経
この後、嵐山に出て「宝巌院」「弘源寺」と回りましたが、二人ぽっちが多く、大満足の散策になりました。
宝巌院にて
2021.5.12
運転免許証更新のために「認知機能検査」を受けてきました。問題なくクリアしましたが、あまり気持ちの良いものではありませんね。
2021.5.15
長雨もあがり、この日はゆっくり行ける相国寺へ出かけました。ここもひっそりしたもの。ゆっくりと拝観することができました。
このあと承天閣美術館で催されていた「若冲と近代絵画」の鑑賞にまわりました。大胆から、緻密。その構成と描写に圧倒されました。
こんなのを見たら、「水彩画 WEB画廊」なんてちゃんちゃらおかしいですね。
2021.5.22
ぶらぶら歩きはこの日も健在です。最初に白沙村荘・橋本関雪記念館に入る予定だったのですが、到着が早すぎて閉まったまま。
いつ開くかの案内板もありません。しばらく銀閣寺周辺をうろうろしたのですが、臨時休業が多く、ちょっと一服という場所すらありません。
やむなく、ぶらぶら哲学の道を進めることにしました。最初に出くわしたのは弥勒院。
別名乗り越え地蔵とも幸せ地蔵ともいい、大きなお不動さんが掲げられていました。
次に訪ねたのは大豊神社。狛犬ならぬ狛鼠や狛蛇 狛猿など面白いものがありました。
その近くで開いている喫茶を発見。ようやく一服にありつけ、のんびり小一時間。
次に向かった野村美術館も臨時休業。そして最終目的地・永観堂へ。
さすがもみじの名所というだけあって園内にはモミジの大パノラマ。実にゆっくり園内の鑑賞、散策を楽しみました。驚くほど豪華でした。
左:幸せ地蔵にて 右:明媚な永観堂
2021.5.26