連珠を世界に! ロマンの旅49
第6回連珠世界選手権北京大会 レポート
京都連珠会発行『珠友』218号より 1999.9.1
日本連珠社発行『連珠世界』531号 1999.10.1
余談だけれど
今回はすべて2誌からの転載のみの報告とする。どちらもかなりのボリュームなのでどちらか1誌だけにしようかなと考えたが、北京の熱気をお伝えするには、両誌掲載のほうが良いと判断した。
どうぞお楽しみ下さい。
この大会で2度目の世界チャンピオンに輝いたのは、エストニアのアンドゥ・メリティくん。成績は堂々の10勝1敗。その1敗がナント早川九段、つまり私に負けた1局であった。
余談だが、世界選手権の1ヶ月後に催された第37期全日本連珠名人戦挑戦者決定リーグで挑戦権を得たのが河村典彦九段(元名人)。成績は8勝1敗だったが、その1敗がこれまた早川九段、つまり私に負けた1局であった。
二つの大会における私の成績は、この2勝をのぞけば6勝11敗1分けとパッとしないが、不思議なことに上位陣とも下位陣とのほぼ互角の成績となる。
メリティ・世界チャンピオンは後日『RENJU WORLD』における世界のプレイヤー紹介において、私を評して「世界でもっとも奇妙な選手」と記したのはむべなるかな、である。