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連珠を世界に! ロマンの旅52

第7回連珠世界選手権京都大会

1989年、連珠発祥の地・京都でスタートした世界選手権戦は、ソビエト・モスクワ~スウェーデン・アルイェプログ~エストニア・タリン~ロシア・サンクトペテルブルグ~中国・北京を経て、21世紀のスタートを再び京都で開催することになった。

連珠発祥の地・京都は世界の連珠フアン憧れの地であり、第1回京都大会の大成功裏の開催が世界普及に果たした役割は大きい。今回もまた、全連珠フアン待望の開催となっただけに期待は大きい。だが…。
大会を6ヵ月に控えて、私(早川)の憂鬱は募るばかりであり、当時、私が理事長を務める社団法人日本連珠社に対する世界の失望のを覚悟の上で、大会返上を申し出たものであった。

理由はいくつもある。
・どう考えても開催費用の捻出にメドが立たない。
・10日ヵ間というロングランの開催に対して人材確保のメドが立たない。
・二つで十分開催不可能と考えざるを得なかったが、加えて(これは早くから分っていることだが)当時近畿税理士会東山支部支部長の要職を担っており、多忙から抜けきれず、二つの難問を跳ね返すだけの気力を失っていた。

このような中、大会会長を引き受けてくださった澤井敏郎さんから「なんとしても開催しよう。100万円は準備している」と物心両面の協力を申し出てくださり、さらに、大会期間中、全日程に張り付くという方が複数現れた。
このようなありがたい協力者が現れては後に引くわけにはいかず、気力を振り絞って取り組むことになった。
当時の協力者をたどってみると(敬称略)
・賛助金協力者    173名 6,855,000円
・通訳ボランティア  12名(石原玲子=英語、群田容子=ロシア語、斉藤智恵子=英語、
              田本秀子=英語、陳晶=中国語、中村栄子=ロシア語、
              西田麗子=中国語、前由美子=ロシア語、山田国夫=英語、
              吉田尚=ロシア語、李*=中国語、川久保裕子=英語)
               *草冠に宝
・アトラクション協力 12名(茶席接待…大塚宗香=裏千家正教授、投扇…小林粋扇=投扇興御流家元
              和太鼓…怒涛=カナダ、イスラエル、スペインらを含む9名、
              創作折り紙…富田瑞穂=創作折り紙作家)
・資金確保のためのバザー  商品提供 45名

本当に物凄い応援団に加わっていただいたものだ。今更ながら、本当に有難いと心から感謝するのみ。
前置きはこのくらいにして大会を振り返ってみよう。(今回は大会開始まで)
  *なお、大会報告誌を発行している。A4版本文148頁 全対局譜を解説付で掲載 執筆は約60名
   全冊を京都連珠会に寄贈していますので、お問い合わせは京都連珠会へ!

第7回連珠世界選手権京都大会

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