施無畏
(せむい)
いかなるときにも、突発的なことが生じても、もっとも適当に対処できるように準備をしておく。つまり、どのような状況下におかれても、十分注意して間違いのない行動をとる心の準備をしておく。
剣道においては、心の四戒(驚=きょう、懼=く、疑=ぎ、惑=わく)のない、「明鏡止水」「無念無想」の境涯をさす。
判りやすく説明してみよう。「火事だ!」の声を聞けば、水を持って走るとか、「地震だ!」と感じれば、ガスの元栓をしめるが如きである。これをオロオロして、救急車を呼んだり、石油ストーブを蹴っとばしてはならないのである。
最近の研修&活動日記から
このひと月もさまざまな方にお会いして指導を受けたり、活動をさせていただいた。ちょっぴり紹介してみたい。
行動科学研究所セミナー「行動心理学」
行動科学研究所・岩田静治氏
今回のテーマーは「トライブリットの縁起」トライブリットとは何ぞや。
「モノブリット→ハイブリット→トライブリット」にすすむ、といえば、なんとなく理解していただけるのではないか。
「新しい縁起」によって立ち上げ、三つのベクトル(Pベクトル=財産・地位・名誉といった私のベクトル、Sベクトル=地域、文化、平和といったあなたのベクトル、Sベクトル=どのように進んでいくかといった生き様のベクトル)を大切にし、利益相反する相手と対立・対決するのではなく、対極と考える。分かりやすくいえば、プラスとマイナスがぶつかったとき、プラズマ効果として「トライブリット」が生じる。混沌の時代、これを大切にすることこそ、苦境を切り開く鍵となる。
これを教育の現場、経済の現場、政治の現場、そして神話の世界から学んだのである。
私がこの日のレジュメの結びに記した言葉をぜひ紹介しておきたい。
「ありがとう。日本に生まれてきたことに乾杯!」
2008.12.27
早川事務所「初出勤」
事務所初出勤。毎年初出勤の日は「MY法」(正式なMY法ではなく、簡略化した「早川流MY法」)を使ったミーティングを行っている。今年の大テーマーを「人を愛す」とした。厳しい時代を乗り超える方々のサポート役として、徹底して皆さまに尽くしていこうではないか、の問いかけである。
出来上がった「MY法」を紹介しておこう。
MY法に興味のある方はご遠慮なくお声かけ下さい。
2009.1.5
早川事務所「新春セミナー」
事務所恒例の新春セミナー。15年連続の開催ですっかり定着した感じ。当初は30名を確保するのが大変だったが、ここ数年は50名を突破して、出席者同士の交流も活発になってきた。嬉しい限りである。
今年は特に、お二人の商工調停士さんが「皆さんのために、一肌脱ぎましょう!」と講師役をかって出てくださり、キャッシュフローの最先端について発表してくださった。
「もうあかん」と思ったとき、「もうアカンと思わないで、商工会議所に設置されている商工調停士に相談してみなさい。無料で相談にのることになっています。」と事例をあげて説明してくださった。感謝、感謝である。
写真は講演中の松原勲、澤村正宣両先生(商工調停士)
このあとスムウキイさんのライブがあり、楽しく新春懇親会を繰り広げた。今年は、インドレストラン・サーガルさんのご協力を得て、女性オーナーとスタッフが華やかなサリーに着替えて登場するサプライズを演出したので、一層華やかなムードとなった。
おかげで、いまだに事務所は楽しい余韻が残っている。嬉しい発見である。
写真で楽しい雰囲気をごらんあれ!
2009.1.8
東山税研サロン「税務研修」
年齢を超えて、20名が毎月1回税務研修を行なっている。数えて154回目。
2009.1.9
土曜会「京料理のおもてなしとマナー」
お箸の上げ下げから、おわんの処理、魚の食し方等々知らないことばかり。楽しく拝聴したが、「自然の流れ、人に汚い部分(裏)を見せない工夫、相手を敵ではないことを動きで示す、が基本です」といわれ、なるほどそうなっているのか、と納得させられた。
この日の夜は、同じ土曜会で特別企画があり、平智之氏の「政権交代前夜」をお聞きした。今年は総選挙が必ずある。さあ、どうなるのだろう。
2009.1.10
近畿税理士会京都府支部連合会「新年セミナー」
報道スペシャルでおなじみの黒岩祐治さんの「どうなるこれからの政治と経済」。
歯切れよく、テンポよく実に聞きやすい話の進め方であった。話の持って生き方に〈さすが〉と思わせるものがあった。マクラに持ってこられたのが、健康管理と対策。1時間半の内容をここでとても紹介することが出来ないが、「長芋」の勧めに関心を持った。その基本は、「医食同源」である。
ガン治療を西洋式で捉えれば、「切り取る」「やっつける」「封鎖する」の三つになるが、漢方では攻撃をとらない。自然治癒を最大限活用する工夫と知恵がほどこされている、といわれる。うまく言えているかどうか分からないので、近々同氏が出版されるという著書によってお確かめいただきたいと思うが、ようは朝昼晩といわず長芋を食しなさい、といわれるのである。
そして、今の政治・経済こそ、西洋式に〈あれが悪い〉〈これが悪い〉とやっつけるのではなく、いい物を育てる創意・工夫こそ大切なのである、と説かれたのである。
2009.1.14
青年税理士OB 60年会「税務研修」
同期のメンバーがたっぷり2時間。終えて一杯飲みの時間もたっぷり2時間。今年も楽しい切磋琢磨の交流が始まった。
2009.1.15
近畿税理士会東山支部研修「NPO法人の会計と税務」
社団法人日本連珠社の理事長として現場に携わってきた者としては、特に目新しいものがあったわけではなかったが、公益法人の大改正は大いに気になっている事案ではある。
2009.1.20
洛東京信クラブ新年ライブ「ギターとフルート」
ギタリスト・渡部延男氏
いつか紹介した渡部延男さんをお呼びして、やっと念願のギター演奏をゆっくりお聞きすることが出来た。
その人生ドラマに圧倒されているが、そのやさしさにも圧倒されるものがある。
フロートを演奏されたのが、佐々木恵俐さんというなかなかの美人。演奏の力強さを感じたが、この二人がアンサンブルユニットで活動されている由。なんとなくワクワクするものがある。
佐々木さんのHPを紹介しておきます。
http://eri-music.raindrop.jp/index.html
2009.1.22
行動科学研究所「行動心理学セミナー」
行動科学研究所・岩田静治氏
この日のテーマーは「あなにやし」
「あなにやし」とは、魂が魅せられる状態をいう。感動を超えた状態をいうのだろう。
・うわあ?、なんと美しいことか!
・うわあ?、こんなしあわせをいただく資格があるのだろうか!
・うわあ?、こらはすごい!こんなことありか!
・うわあ?、こんな経験初めてや!
・俺はお前たちを寿(ことほ)ぐぞ!他力(たぢから)を養え!知恵を磨け!
幸せになれ!俺よりもっと幸せになれ!
・そうか。この私のために、ここまでやってくれていたのか!
・Oh,what a wonderful world!
このあと各分野からの事例紹介があったあと演習に入る。〈私のあなにやし〉を自分自身のために10書き出しなさい、というわけである。与えられた時間はわずか10分。さらに優先順位をつけなさいという難問。
幸いあっという間に13項目を書き出すことが出来たが、優先順位を二つつけたところでタイムアップ。本当はここで紹介すればいいのだろうが、さすがに照れくさい部分が多いので止めておきたい。
2009.1.24
前原誠司後援会連合会「新春懇談会」
さあ、総選挙前夜。ご活躍を心から祈り少しばかりのご支援を続けている。
2009.1.25