大器遅満
大器遅満〈大器は満つること遅し)〉
大器は満つるまでには、時間がかかるものである。まさに「ローマは一日にして成らず」である。
大きな仕事、大きな望みは、努力を重ねても日がかかるものである。
では、どのくらいかかるのか? 『撓のひびき』(瀬尾謙一著)より転載してみよう。
「かって南画檀の巨匠と仰がれた富岡鉄斎に、墨竹の画を教えて欲しいと、たのんだ人があった。もちろん、年配、学識も相当の人であったろう。これを承諾した鉄斎は、まずこれをお読みなさいと、竹の種類をかいた、和漢の書物数十冊をさずけたのである。その人は、鉄斎が早速、墨竹画の手本の1枚でもかいてくれるのかと、期待していたのが外されたのである。仕方がなく、与えられた書物を辛抱して、数ヶ月かかって一読したが、それでは、おつぎはこれといって、鉄斎は竹に関する和漢の詩文集をまた数十冊さしだした。これではたまらぬと、その人は鉄斎の深い温い配慮も、理解することができず、墨竹の画を学ぶのを断念して、ひきさがったという」
最近の活動と研修日記から
久しぶりに税務調査の立会い
久しぶりの税務調査に立ち会いました。ナント、テナント業とはいえ設立40期にして初めての税務調査。
女社長の緊張はかなりなもので、緊張をほぐすのが大変。「不正さえしていなければなんら心配することありません」と何度も念押しするのですが?。
そして10時調査開始、15時終了。申告是認。「先生の仰るとおりでしたね!」とホッ。
税務調査というものはやはり一般の方には、相当な負担になるようですネェ?。
2010.5.28
また税務調査がありました!
幾日も経たないのにまた税務調査です。これまでまったくなかったのに重なってくるって不思議ですねぇ。
企業組合に加入して20数年、企業組合から脱退して6年。やはり税務調査は初めてで、大変な緊張はやはりここでも同じです。
仲の良いご夫婦と誠実な人柄による誠実な応対、何より真面目な記帳内容があいまって、10時調査開始、14時半終了となりました。ここも申告是認。
嬉しいですねぇ!
2010.6.2
近畿税理士会東山支部
定期総会・創立30周年記念講演・同記念式典・同記念ライブ・同記念パーティー
昭和55年、税理士法が改正された機に、東山部会から東山支部に昇格して30年。
20年前の10周年記念イベントでは、実行委員長を担当し、10年前の20周年では、支部長を拝命していました。特に20周年行事のときは、式典の真っ只中に孫が生まれるという快挙?もありました。今回は完全な無役でゆっくり参加できると思っていたところ?。
総会では議長を指名され、記念式典では功労者表彰の受賞者を代表して、謝辞を述べることになっていました。まだ長老でもないのにネェ?。
さらに記念ライブは出演の沙羅さん、宮原春彦さんの紹介者として、それなりに気を使いました。
なお、記念講演はカリスマ添乗員としていま評判の平田進也さんの「ほんまもんのサービスはこれや!」
それにしても、今回の30周年のテーマー「皆さんと共に! ?笑顔で不況を吹っ飛ばせ?」には驚かされた。
まるで、私が実行委員会の中心部にいて、ワイワイといって押し切ったかのような錯覚に襲われました。というのは、ご存知のとおり「人生を充実したものにしよう!」という講演活動を展開するなかで、笑顔・笑いはもっとも重要なテーマーとしているのですから?。
苦しんでおられる中小企業経営者の一番身近にいる税理士は、こういった面からもサポートすることが、税法・会計と同じくらい重要であるとすら考えている私にとってはホントに驚きでした。
こんなことを述べた後、執行部にエールを送り、参加者にハッピーがやってくることを願って、高らかな笑いを実演して締めくくりました。
かなり羽目を外した謝辞であった事は確かでしよう。
2010.6.4
孫の運動会!
じ?じ来てや!というメールを十数回も受け取るとさすがに出掛けないといけないなぁ?。というわけで、前日が遅かっただけに、かなり厳しい早朝6時前に出掛けた。
「十数回も来てや!」というだけのあるド真剣なハッスルプレイを披露してくれた。力強く成長していることを確認できて満足満足。
2010.6.5
青税OB 60年会「税務研修」
今回も身近な相続税や住宅ローン控除の具体例などを検討。エッ!と驚くまさかの知識ミスに気付く場面に出会い冷や汗ものでした。
やっぱりこのメンバーはありがたい。仲間に感謝!!
2010.6.7
日本美術院「春の院展」を鑑賞
絵を描くようになってから、美術展めぐりに出歩くようになった。この日も寸暇を惜しんで標記院展を鑑賞。
この種の展覧会を鑑賞すると自分の描いている画のたわいなさに、しょぼんとするのですが、この日はちょっと違った感じがした。
技術的にはもちろん月とすっぽん以上である事は間違いないが、自分の画題がこれで好いのではないか、と思えたのです。
なぜかクールで静かな題材が多く、きざな言葉で恐縮ですが、愛やぬくもり、ホットなものがまるで見当たらなかったのです。
日曜画家(こんな言葉はあるのかな?)には変な納得ができた次第!
最近自慢?の作品を掲げます。
2010.6.8
東山税研サロン「税務研修」
なぜかこの日は出席者が少なくて8名。前回に続いて最高齢になっている。
この日は論客の出席がなかったので、身近な話題に終始(大切なこと)したが、一人が「日頃は恥ずかしくて聞けないことをお聞きしていいですか?」と。この種の研修では、これこそがもっとも大切なことだと思っている。
2010.6.8
孫のお食い初めに東京へ!
今度は東京にいる孫からのお誘い。こちらはお父ちゃんが私と勝負するくらいの親ばか丸出しで、こちらがOKするまで愛くるしい写真をこれでもかとばかりに送ってくる。
考えればありがたいことだ。
2010.6.10-11
洛東京信クラブ 役員会
7月に催す総会と本年度の運営について話合いを持った。こういったしゃんしゃん会議では珍しく、熱心かつ具体的に次年度の方針とスケジュールを決めることができた。
2010.6.16
近畿税理士会「平成22年度 改正税法研修会」
平成22年度における税制関連法令の改正等について、みっちり3時間の研修を受講。
日頃あまり使わないことが多いのだが、相続における財産評価の改正、グループ法人の税務など知識の入れ替えをしておかなければ、大変な失態を犯してしまうことになりまねない。
2010.6.24