瀬尾健一先生の足跡を「座右の銘百選」として辿ってきましたが、前回をもって大団円。
今回から、いろんな場で学んだり、収集したりして書き留めてきたものに、私自身の提唱を交えながら、「新・座右の銘百選」として綴ってまいりたいと思います。
最初にお断りしておきますが、瀬尾健一先生とはあまりにも知識教養がかけ離れていますので、十分承知おきいただきお読みいただきますようお願いしておきます。
2016.4.1 記
「旅の終着地は出発点」
新・座右の銘百選 65
「旅の終着地は出発点」
かつて出雲大社に出かけたことがあります。その時、大きな垂れ幕にかかれていた河井寛次郎の言葉「旅は出かけるところが出発点」は今でも心の底に響いています。
河井寛次郎はきっと内面的にこれをとらえていたのだろうと思っています。
そして最近、妙心寺・退蔵院で見かけたのが、「旅」と題する掲示板。
帰れるから 旅は楽しいのであり
旅の楽しさは 我が家に帰るからである
だから お茶を飲んだり
お土産を買ったり
美味しいものを頂いたり
しかし この旅も人生の旅であり
土地に帰る旅である
後の人々に大切な置き土産も
忘れてはいけないね
早川嘉美の研修&行動日記
Sさんからチケットをいただき「7人の切り絵展」に出かけました。いやーすごい。すごいとしか言いようがありません。
美的感覚もすごいですが、職人的繊細な技術にも圧倒されました。
凄い人々が凄いことに取り組んでおられるのだ、と実感しました。
2021.9.28
この日、前回行きそびれた彦根城に出かけることにしました。
一日回覧バスで効率よく回る予定でしたが、彦根城の登城ですっかり時間を費やし、次に回るところで珍しい<猿回し>に出会い、
夢中におサルさんの曲芸にのめり込んで思わぬトラブル。どこにいるかわからなくなってしまったのです。
どうやら引き返さなければならないようですが、パニックになってどう対応していいのかわかりません。後の目的地は埋木舎だけなのに…
地図で確認すると引き返すことになっていますが、どうも埋木舎からは離れていく気になって仕方がありません。
突き進んだ方が早いと考え突き進んでいくとあいにく工事中で通行止め。
辺りをきょろきょろ見回してみると工事中の標札が掲げられているものの、工事関係者の姿はまるで見えない。
エイヤッ!とばかりに工事中の標札を横目に突き進むことにしました。この間、200mくらいだったでしょうか。
誰にもお叱りを受けずに無事通り過ぎましたが、次の目的地をあきらめることにして、彦根駅に向かったのです。
ところがなんとラッキーなことに埋木舎に前を通るではないですか?
日ごろから2人の合言葉にしている格言に曰く「もうアカンと思っても助かっている(河井寛次郎)」 実にラッキーでしょう!
彦根城にて |
猿回しに出会いました! |
このところ不思議なことがたびたび生じています。この日の翌日、京都新聞に大きく埋木舎の紹介記事が掲載されました。 このようなことは最近たびたびおきており、龍谷ミュージアム「ガンダ―ラ展」を鑑賞にいった翌日にも、 八瀬・瑠璃光院を鑑賞に行った翌日にも、さらに京都文化博物館「小早川秋聲 旅する画家の鎮魂歌展」、京都近代美術館「美しかりし明治の旅 発見された日本の風景展」 つい最近は嵐山・福田美術館「木島櫻谷 究めて 魅せたおうこくさん」でも翌日のニュースに取り上げられています。 我々に先見性があるのかと錯覚するくらいです。我が家の七不思議です。
埋木舎:舟橋聖一著『花の生涯』で取り上げられた井伊直弼の若き日の蟄居。
2021.10.2
先に亡くなった姉の満中会に列席しました。日が経つのをものすごく感じた一日でした。
2021.10.6
ゆったりできるところとして奈良公園を選択。
奈良町を散策し、特別拝観中の興隆寺五重塔の内部拝観をして、東大寺ミュージアム、奈良公園をぶらぶらしました。
観光客も少し多くなったように見え、鹿も元気が出ているように見受けました。
興隆寺の五重塔をバックに! |
東大寺ミュージアムにて |
2021.10.9
9月に続いて仲間との税務研修です。参加者が4名と寂しくなりましたが、参加者はやる気満々で、かつ楽しみにしているのが何よりうれしいです。
この日は土地の評価をめぐって話題が弾み、消費税のインボイス、電子記録保存制度をめぐってやり取りしました。
インボイスにしても、電子記録保存にしても、納税者には実に厄介で納税の負担増に加え、事務手数も大変です。これの説明がまた実に厄介なのです。
経営者の皆さん、目を背けないでじっくり耳を傾けてお聞きください。
2021.10.19
畠山一清さんの収集した宝物の勢ぞろい。「茶の湯」「能楽」「絵と書」あらゆる分野を収集したお宝の展示。
即翁さんってどんな人:本当の名前は畠山一清。大正時代に荏原製作所というポンプの会社を作った人です。
茶の湯や能楽が大好きで、「即翁(そくおう)という名前で、文化に関わるいろいろな活動をしました。
50年かけて集めた美術品をもとに、畠山記念館という美術館を作っています。
素晴らしい美術品を独り占めにするのではなく、「多くの人と一緒に楽しみたい」という即翁さんの願いがこめて収集品には「愛蔵印」が刻印されています。
(案内書より)
2021.10.20
2館共催の「おうこくさんさん」を取り上げての企画です。
作品は心打たれるもの、繊細緻密な中に温かみのある作品が多く、鑑賞してすごく満足しました。
実は福田美術館に出かけるのは4回目で、これまですべてコロナによる臨時休館に出会ってしまっていました。
4度目の正直です。それだけに出かけてよかった!が実感です。
また、撮影OKもうれしいものです。2点紹介してみましょう!
「おうこくさん」は新年1月10日までの開催ですから皆さんもぜひお出かけください。
この後、「嵐山モンキーパーク いわたやま」におサルさんと遊びに出かけました。
「嵐山 モンキーパーク いわたやま」にて
2021.10.23
「インボイス制度」研修会に参加
久しぶり、ほんとうに久しぶりの研修会参加です。参加者は50名くらいだったでしょうか。なんとなく皆さん楽しそうに見えました。
それにしても消費税のインボイス制度の導入。コロナウイルス後遺症のやまない中、中小企業に与える影響は計り知れませんし、事務負担の増大もあります。
令和5年10月からのスタートですが、今からいろいろ準備しなければならないことがあります。
訪問の都度ご説明する予定でいますので、じっくり耳を傾け正しく対応いただくようお願いします。
2021.10.25