瀬尾健一先生の足跡を「座右の銘百選」として辿ってきましたが、前回をもって大団円。
今回から、いろんな場で学んだり、収集したりして書き留めてきたものに、私自身の提唱を交えながら、「新・座右の銘百選」として綴ってまいりたいと思います。
最初にお断りしておきますが、瀬尾健一先生とはあまりにも知識教養がかけ離れていますので、十分承知おきいただきお読みいただきますようお願いしておきます。
2016.4.1 記
「文字には力がある」
新・座右の銘百選 66
「文字には力がある」
銀閣寺前から始まる人気の「哲学の道」。
幾度も通っていますが、この日は永観堂から南禅寺、三条古川町商店街経由して、東山のバス停までおおよそ1万歩の散策。
家内がこれだけ歩けるようになったのはありがたい限りです。
その道すがら見かけたのが、今回紹介する「文字には力がある」
南禅寺埠頭 帰雲院の門前に掲げられた人生訓。
「上手ではないが
心がある
整っていないが
味がある
文字には
力がある 」
日ごろからそう思う心がなんとなくあったのですが、学びも教えも受けることなく、乱暴に描いている自分に恥ずかしいのですが…。
言い訳になりますが、鑑賞する機会はできるだけ持つようにして、素敵な書に出会ったときは心躍らせています。確かに躍動する力を感じるときがあります。
少し自戒を込めて紹介しました。
早川嘉美の研修&行動日記
この世に生を受けてから、国宝の点在する地に住まわせていただいており、日ごろの散歩道といってもいいほど身近にある三十三間堂に。ン十年ぶりの参詣です。
それにしても実在の千体観音像を目の当たりにすると圧倒されます。幾多の戦火を耐え抜けて、よくぞ耐え抜けてこられた、と思わずにはおられません。
千体ある観音様、一体一体がすべて国宝なのですから空恐ろしいくらいです。
直前に千手観音像を写仏したところだっただけに、フィードアップもすごいものがありました。
2021.10.31
頓智で有名な一休さんコト一休宋純禅師の幼少のころ過ごされた地蔵院。
一休さん(幼名・千寿丸)は後小松天皇の皇子として1394年に誕生。諸般の事情で御所を離れ、地蔵寺にて過ごされたそうです。
近くまではよく行く場所(阪急・嵐山線「上桂」)ですが、ついぞ知りませんでした。地蔵院という名に導かれての拝観です。
なお、寺院は細川家(細川頼之公)に縁が深く、細川護熙元総理の揮毫による衝立が奉納されていました。
一休さん母子像 |
地蔵院にて |
2021.11.3
私のたびたびの自著(事務所周年記念誌や連珠の各種記念誌等)のほとんどにお世話になっている三村さんの個展。
全国各地にある五重塔を全制覇されることが目標であり、最近は各地の古文化財に範囲を広げられ、その行動範囲はとどまるところを知りません。
私と一つ違いですが、まだまだ元気でおられる方はいっぱいおられる。刺激をいただいて私も頑張らなくちゃーと思いますよね!
作品については説明をするより、作品を一つ紹介させていただきましょう!
サインペンに一つでここまで繊細緻密に描けるものなのですね! いつ拝見しても脱帽です‼
2021.11.6
3年前から一泊しての連珠 囲碁 将棋 オセロなどをして楽しむ対局三昧の日。
今年は残念ながら、相棒の松本勝之クンの体調がすぐれず、松本宅に訪問して過ごすことになりました。
この模様は別途コラムに報告しています。⇒ゲーム三昧、今年は日帰りでした!
2021.11.11
日ごろは散歩道のような気楽さで散策している東福寺。
この日は境内を素通りして、「光明寺」「正覚寺」へ出かけました。
特別拝観だからこそ行けるところです。正覚寺は通称「筆の寺」といわれ、1947年から毎年、筆供養が営まれています。
この後、京都御所に足を延ばして、久しぶりに「四つ葉」探しです。なかなか見つからず、ようやく小ぶりな四つ葉を一つ採取することができました。
ちょっと面白いのは、写真右下、見つけにくいですが、四つ葉の卵のようなものを見つけました。ホント 小っちゃく四つめの葉が育とうとしているみたいです。
左の二つは珍しい赤味がかった三つ葉を写真に収めました。
光明寺にて |
四つ葉の赤ちゃんが見えますか? |
2021.11.13 午前
コロナウイルスが収束の気配を見せてきたからでしょうか、待ってました!という感じで、作品展の案内が届きます。この日は珍しく一人で駆け足もどきの鑑賞です。
最初に訪れたのは、「第23回ロータリアン京都 フォトクラブ写真展」 皆さん発表できない期間も構想を練っておられたのがひしひし伝わります。
目的の山田高士さんの作品は人の表情に焦点を当てた作品。鮮やかな表情が見事に撮れていました。
次いですぐ近くの鍵善良房ZENBIにおける「山口晃 あちこち小間ごと展」 3回目の鑑賞。いろんなタッチでなんでもこなされる楽しい作品です。
この後、京都産業会館ホールで催されていた「日本伝統工芸展」へ。陶芸 染織 漆芸 木竹工 金工 人形 諸工芸(硝子 七宝など)。どれを拝見しても目を奪われる作品で
したが、あまりもの多さに少々疲れました。
2021.11.14 午後
急に思い立って家内の故郷「信楽に出かけよう」となり、お墓参りを兼ねて出かけました。
信楽 近いようでJRで出かけるとホント遠い存在になっていました。
東海道線は問題ないのですが、貴生川までがそこそこ大変。そこで乗り換える信楽高原鉄道が大変。1時間に1本なのですよ!
信楽に入ってからがまた大変。車で行かないとダメですね。20分ほど歩いて父母の眠るお墓へ! お寺さんは留守でしたが、カギは明け放したまま。治安はいいようです。
次の目的地、もと実家へ行くには歩きしかありません。バス停があったので、いそいそと確かめに行くと、なんとまあ、1日に2本。
それも朝7時台があるのみ。反対車線を確認してみると、こちらは夕方に2本あるのみ。これじゃますます過疎化ならざるを得ませんネ。これが地方の実態なのでしょうか。
でも、家内にとっては実家跡の現状も確認でき、幼馴染に出会うことができ、狸にも出会いご機嫌でした!
私はナント 家内の幼友達のご主人が、私の中学時代の同級生であることがわかり、奇遇に驚かされました。こんなこともあるのですネ!
2021.11.21
河原町三条のアートギャラリー北野で催された「池田泰佑 陶板モザイク展」を鑑賞に出かけました。
高校の同窓生ですが、たびたびNHKにも取り上げられるなど、高い評価を得ている陶板モザイク作品という独自の世界を歩んでいます。
作品を紹介したいですが、許可を得ていませんので、事務所にお越しの折に、2階から3階への階段通路に同君の作品を掲示していますので、ぜひご覧になってください。
これより先、知恩院の国宝「三影堂」まで歩き、その足で三条河原町の画廊まで歩きましたから、この日の歩数は15000歩を超えました!
2021.11.17
冒頭に記していますが、紅葉狩りに出かけました。南禅寺から、さらに歩いて東山仁王門まで。ホント よくもまぁ ここまで回復したと思える健脚です。ありがたいことです。 何はともあれ、写真でご覧いただきましょう!
2021.11.20
この種の催しに出席するのは1年半ぶりくらいでしょうか。校正が主体でしたが、もう私の出番はないようです。最後になるかなぁ~
2021.11.22
姉妹提携を結んでいる藤井会計事務所(代表 藤井良一税理士)との合流がいよいよ本格格的に始動を始め出しました。
合流するには両事務所とも手狭になるので新事務所に移ることになり、この日は新事務所予定地において両事務所のスタッフ全員が集まっての内覧会。
終えて全スタッフ参加の懇親会。コロナウイルス禍が続きなかなか開催できなく、この日まで延び延びになっていました。
お陰さまでよい雰囲気の中、笑顔で迎える体制がつくられつつあります。皆様には近日ご案内いたしますので、引き続きよろしくお引き回しのほどお願いします。
|
早川加代子 藤井良一の両夫人 |
2021.11.24