瀬尾健一先生の足跡を「座右の銘百選」として辿ってきましたが、前回をもって大団円。
今回から、いろんな場で学んだり、収集したりして書き留めてきたものに、私自身の提唱を交えながら、「新・座右の銘百選」として綴ってまいりたいと思います。
最初にお断りしておきますが、瀬尾健一先生とはあまりにも知識教養がかけ離れていますので、十分承知おきいただきお読みいただきますようお願いしておきます。
2016.4.1 記
第三の道
新・座右の銘百選 13 『第三の道』
人生を充実したものであり続けたい、誰もが持つ願いでありましょう。ではどうすればよいのか?
ひたすら「継続は力なり」と頑張り続けるのも正解かもしれません。
でも一方では「三十六計逃げるに如かず」を知っておくのもよいのかも知れません。
人間界には魑魅魍魎、計り知れない「悪霊」をまとった人がいることも覚悟しておかなければなりません。
これを周知したところで、「第3の道」を提唱したいと思います。
これまでセミナー講演でよく取り上げている「第3の道」
第3の道とは、白隠禅師や宮本武蔵、あるいは金メダルの道である難行・苦行ではなく、
さりとて、ひたすらプラス思考だ! 「幸せになる」「楽しくしていればいい」と単純に捉える易行ではなくではない、
新しい発想であります。
第3の道は、難行・苦行ほどではないが、ひたすら「プラス思考」をつきすすめる易行ではなく、文字通り第3の道であります。
6項目をあげておきます。
①心身のパワーをつけるための努力を無理のない範囲で継続すること。
例えば、腕立て伏せを20回(それ以上はいけない)毎日。私は30年を超えて続けています。
「心」の部分には天風誦句「力の誦句」を同時に唱えるのがいいですね。
③マイナスを吹っ切る「笑い」「キャンセル」などを日常に取り入れること。
④脚力をつける工夫努力をすること。
健康の第1は足腰です。足が弱いとどうしても行動が鈍くなり、消極的な活動になってしまいかねません。これを解消してきましょう。
例えば、天風式足踏み(100回)が最適かもしれません。私は30年を超えて実行しています。
⑤1日に1回 静かな時をもつこと。
例えば、 瞑想 自己催眠 座禅 安定打坐 気功 ヨガなど
⑥自然界の摂理をとりいれた生活態度をとること
クンバハカもその一つでしょう。
私が100回を超えて開催してきた「自己開発セミナー」はこれらの体験セミナーであった わけです。いつの日かご一緒に学ぶ機会があることを楽しみにいたします。
早川嘉美 最近の活動と研修日記から
日本連珠社 河村典彦理事長と懇談
昨年の定時総会で日本連珠社の理事長に就任された河村典彦くんと10数年ぶりに会い、懇談の機会を得ました。
20歳から約40年、誤解を恐れないでいうと税理士と同じくらいの情熱で人生を歩んでき「連珠」の普及発展。
はじめはちっぽけな同好会のワクにすぎなかったのですが、
いつの間にか「連珠を世界に!」「連珠を通して世界の方々と握手をしよう!」をキーワードに掲げるようになり、
目をスウェーデンら海外に向けるようになっていました。
この模様は「連珠を世界に! ロマンの旅」の項をちらっとでも見ていただければ幸いです。
スウェーデン、ロシア、エストニア、中国などに出掛けたときの興奮は今もしっかり体に残っています。
テレビにも幾度か(探偵ナイトスクープなど=30周年記念のご挨拶で若干
触れています)出演したことがありました。『夕刊フジ』紙には8年にわたって、週4本のコラムを執筆したこともありました。
こんな私が、自分でもまったく思いもしない、連珠界からサヨナラをすることになってしまったのです。
この間のいきさつは一切触れないことにしていますが、あまりにも残念で悲しいことが相次いで、
いわゆるプッツン現象を起こしてしまったのです。
河村理事長 西田くん 早川
こんな状況とはいえ、河村理事長は私の下で育ち、名人になり、世界チャンピオンになってくれた選手です。
どういう形で支援したものか、考えないでもありませんでした。こんなところに40年ぶりに実戦を楽しみだした、
27歳当時に『これが連珠だ』を共著した西田敏生くんが間を取り持ち、懇談の機会をセットしてくれました。
今後、どういうふうに進むのか私自身が分かりかねていますが、あるがままにゆだねようと思っています。
2017.3.5
黒岩涙香著『幽霊塔』をむさぼり読み!
竹本健治著『涙香迷宮』が話題をよんでいるそうです。(25日入手)
涙香というのは、黒岩涙香。明治の大衆新聞『万朝報』の社長兼編集長というより、
「噫無情」「巌窟王」「鉄仮面」などを翻訳して紹介した人として著名。
ところで、この黒岩涙香こそ高山互楽という号を名乗り、
連珠や百人一首など一般に親しまれていた娯楽に格付けを与えたといえばわかりやすいでしょうか。
また連珠の第一世名人であり、かつ連珠の命名者でもあります。
脱線が長くなりましたが、『涙香迷宮』を手に入れようとネットで調べていると『幽霊塔』というのが出てきました。
軽い気持ちでプリントしてみるとなんと218枚もの大作。
ちょっと読みだすと止まらず、むさぼり読んでいます、明治の小説なのになんともすごいアイデア、
展開に面食らっています。やっぱりすごい人なんだ!!
2017.3.8~
浜松 方広寺に羅漢さんを求めて!
確定申告期の超多忙を乗り越えましたが、かなり疲れを覚えたので、
休暇をもらって羅漢さんを求めて一泊の小旅行をしてきました。
目的地は、ネットで見つけた浜松の方広寺。
早朝6時に自宅を出て、一直線で方広寺に! まだ人もまばらな10時前には門前に立っていました。
入山してすぐに羅漢さんに出会い、本堂にたどり着くまで300米ほどの道筋にその数500体?くらいおられたでしょうか。
次々と写真に収めていったのですが、100枚を超えています。
全体の感想としては、すべてまとまりすぎの感。愛宕念仏寺の玉石混合の羅漢像と違い、
絵を描く立場からはちょっと残念。それとすべて小ぶりの羅漢さんで迫力が今少しかなぁとも感じました。
それはさておいても、このあと写仏をしてから精進料理を食し、再度羅漢さんに時間をかけて対面してきました。十分満足!
らかん乃庭
羅漢さんとご一緒に!
ただ今 写仏中!
翌日の浜松城にて
翌日は、浜松城に「女城主 井伊直虎」を訪ね、長楽寺を拝観してきました。
ところで、浜松と言えば「鰻」となるのですが、「餃子」の町でもあるのですね。
ということで、初日は餃子オンリーのディナー。翌日にちょっと張り込んだ上鰻を食しました。
もちろんお酒は、出世酒をうたった「家康くん酒」
2017.3.17-18
青税OB 60年会 税務研修に参加
参加は7名。最初はいま世間を騒がせている森友問題に話題が弾みましたが、一段落すると、
「民事信託」「平成29年度の税制改正」などを話題にしました。
〔蛇足ながら〕
この日、朝起きると左腕裏側がかなり痛い。だんだんひどくなって、研修を終えて帰宅するころには腕が上がらず、
上着を脱ぐこともできない。横になるのも一苦労するくらい痛く、寝返りもできないくらいひどい。
痛み止めを一服飲んで何とか寝付くことができ、翌日には日常生活に支障のない程度まで回復。ホッとしました。
どうやら原因は、前日にいちびりを交えながらストレッチをしたことにあるようです。こんなことをするとこわいものですねぇ~。
2017.3.24
孫たちと楽しい食事会
義妹(本川千代子)が孫たちが来るのに合わせて食事に招待してくれました。
招待の理由は「みえちゃん、ふーちゃんらと一緒に食事をするのが楽しいから。
みんなとワイワイ言いながら食事をすると美味しいから」と言ってくれます。
もちろん、異論などあるわけがありません。ありがたく、うれしいひと時でした。
2017.3.25
稀勢の里現象の予感
大相撲千秋楽のこの日、左肩の回復を最優先してのんびり過ごすことにしました。
そして夕方、稀勢の里の取り組みを心配99%、期待1%で待ち望みました。
経過と結果はここで記すまでもありませんが、
この相撲を観て「稀勢の里現象」が大きなうねりとなって多くの人に元気を与えていくように気がして仕方がありません。
大相撲には場所中からすでに生じているような気もします。若手がはつらつと動き、元気さが目立ちました。
あれだけ精神面の弱さが指摘された青年(30歳、あえて青年と記します)が、進境著しく、
大器を期待されていた20代の前半、外国勢の分厚い壁に阻まれ、三役に定着できないころに、次のように言っているといいます。
「体格や筋肉の柔らかさでは及ばず、日本人の限界もある。ならば精神面で対抗するしかない」
と。
これを知るとき、日々の研さん努力、思いの心の大切さがわかろうというものです。
それもとてつも長い年月が…。そして花開いた時のすごさを…。
〔余談なことながら〕
優勝の授与の直前の土俵下、稀勢の里は感極まって涙を流した。
さらに加えれば、弟弟子の高安が号泣したとも伝わる。これを見て「男は泣くな!」と誰が言えるのだろう。
どうしても浮かぶのが民主党の代表選挙の公開討論会で蓮舫氏(民進党現代表)が発言した「男は泣くな!」のきつい言葉。
ことの善悪はこの際別にして、その言葉だけが浮き上がって仕方ありません。
男であろうとなかろうが、感極まったとき、感情を超える思いが生じたとき、
大切なもの(人)を失ったときに涙を見せても恥ずかしくない。
いや、むしろ心暖かい人だと思う。ここで忘れてはいけない大切なことは、
泣き続けてはいけないことだけである。いや、こんなごちゃごちゃことを記すことは本意ではないのですが…。
蓮舫さんと言えば、かって事業仕分けのとき「2位ではいけないのですか?」と鋭く指摘したことをどうしても連想することになります。
新製品開発にとって、新規事業の展開、モデル転換等々、事業活動において2位ではノー。
絶対にトップでなければいけないことの方が多い。
その時の善悪はさておいても「2位ではダメですか」が独り歩きしてしまっています。
この二つを払拭できないジレンマが民進党の支持率アップを阻んでいる気がしてなりません。
前原誠司議員応援団の一員を自負する私としては残念なことと言わねばならない。
2017.3.26