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克慎

克慎よく慎しめ、という意。
えらく身近な話で恐縮だが、酒をもう一本欲しいとき、克慎(こくしん)のこころを持ち合わせるべし。酒を飲む行動そのものをとりあげるのではなく、飲みたいと行動することは、心があるから行動する訳である。その心を慎しめ、という訳である。

自分自身にいうことであって、決して相手に求めるものではない。


最近のできごとから

58歳の女性オーナーが蜘蛛膜下出血で倒れられた。蜘蛛膜下といえば、命の心配はもとより、後遺症が深刻な問題となる。ところがである。

術後10日もしないうちに立ち上がり、なんの後遺症も出ていない、という。リハビリもその必要がないほどで、お医者さんとリハビリの先生を驚かせたそうである。それからまた10日、事務所にお越しいただいた時、「夜になるとお酒が欲しくなりますワ」という怪気炎。何がそうさせているのだろう。

倒れられたことは、よくないことだけれど、日ごろの陽転思考が生かされたように思えて仕方がない。改めて大切に思うのは、日ごろの生活そのものこそが大切であり、倒れてから、いくら陽転思考を取り入れようとしても、どだいムリ難題なのであろう。

大飛躍の話の展開になるが、酒好きの小生にとって、今のうちに「克慎」を大切に守っていかなければならないと思っている次第。これも大切な健康法なのであろう。