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守静篤

守静篤静(せい)を守って篤(あつ)し

静寂を守ることに心が篤(あつ)い。静かに事象に対応することに心が篤い。
篤い=深い。こまやかである。粗略でない。
「真而静」(真=しん=にして静か)と同意語。

類似語に「少語低声」(しょうごていせい)があり。少ない言葉、低い声(静かな声)であれ。がなり立てて、相手を屈服させることはよくないとの教えである。


最近の研修&活動日記から

京税京信クラブ 大徳寺を訪ねて!

京税京信クラブ春の研修は桜満開の大徳寺を訪ね、「仏心を体験」をテーマーに大徳寺鑑賞ともちろん講話、千利休像にもご対面してきた。
講話から、心に残った話をひとつ。

この座右の銘シリーズのトップに「関(かん)」を取り上げているが、この中で「玄関」について触れたところがある。
この日の大僧正曰く。「インドで生まれた〈禅〉は中国にわたって〈玄〉になった」と。
玄関の〈玄〉と、ここでいうところの〈玄〉はどう結びつき、どう違うのか。すこぶる興味のあるところだ。

禅問答をひとつ。
(贈り物をされたとき)「手を触れずに受け取れ」
さて、あなたの答弁や如何に!

2009・4・3

東山税研サロン「税務研修」

いろんなテーマーが飛び交ったが、青色申告における事業専従者給与について触れてみよう。
「3月15日までに届け出なければならない」とあるが、どこまでの縛りなのか。また「専ら」の基準として2分の1が用いられているが、その2分の1とは?

例えば、途中で専従者となった場合はいかに? 病気や学生であった期間があれば?(ここまでは簡単な設問) そこで、いわゆるプータローで働く意志がなかったが、年の途中からその気になって働き出した場合は? OKなら届けはいつまで? その場合の2分の1とは? 支払ったり支払わなかったりとゴッチャになってもOK?
身近な問題でも追求を始めると結構難しい。

2009・4・7

青年税理士 60年会「税務研修」

メンバー8名のうち4名から質問が出る。2時間半を終えても、なお追加質問がぞくぞくと出るありさま。
まず、相続における諸問題。
(1)相続の直前に行なわれた被相続人と相続人の関係する企業との定額譲渡の処理は?
(2)このことから相続人間で紛争が生じているので、相続税申告書を全員の連名で出せなくなっている。この場合の扱いは?
(3)未分割に伴う小規模宅地等の特例適用について
(4)このような場合にも、相続税の連帯納付義務はついて回るの?
(5)相続人の関係する会社への貸付金1000万円の評価は?(債務超過が著しく再建不能状態)
等々、検討課題は尽きない。

*相続税の連帯納付義務
 相続によって財産を取得した者が2人以上ある場合には、そのすべての者は、その相続によって取得した相続税について、相続によって受けた利益の価額に相当する金額を限度として、互いに連帯納付の責任を負う。分かりやすくいうと、相続税を納めない者がいるときは、代わって納付する義務があるというわけである。納付されていないことが分かるのは、数年後ということになり、突然とんでもない高額の延滞税とともに請求が届くことになりかねない。
 実に恐ろしい規定である。注意しておきたい。
 なお、贈与税にも、贈与した者に連帯納付の義務があることを知っておきたい。
 もうひとつ、とても興味深いテーマーが飛び出した。法規定でアウトの場合、税務署長宛に「嘆願書」を出すケースがある。「嘆願書」は文字通り〈嘆願〉、お願いであって、署長の判断ひとつにかかっている。
 ここからもう一歩進んで「請願」をすればどうなるか、というのである。初めて知った制度であるが、今後取り上げてみたいテーマーである。

*請願法 日本国憲法第16条に規定される請願権の実際の運営に関して規定する法律
 http://www.houko.com/00/01/S22/013.HTM

2009.4.9

土曜会例会「わが社のおもしろ商品」

中小企業が誇る超優良企業トップの興味ある話。このような優良企業にも世界大不況の影は確実に押し寄せているのを実感させられる話も飛び出したが…。
以前、社内研修システムの見事なしくみに感心させられたが、今回は製品(商品)の開発、技術向上におけるたゆまない取り組みをお聞かせいただいた。素敵な企業の取り組みはすごい。
この日、ゲストで出席された方のコメントからひとつー。
「人は必ず、必要とする人と出会う。一瞬早すぎもせず、一瞬遅すぎもせず」
森信三氏の教えということであったが、すこぶるうれしい言葉である。大切にしたい。

*森信三氏(「社団法人実践人の家」の創始者)
 http://www.jissenjin.or.jp

2009.4.11

京都税理士協同組合 会館5周年記念講演

「古田捕手に聞く!」
古田捕手はいうまでもなくヤクルトスワローズの監督でもあった古田敦也氏である。
ご自身の実績、体験からくる話はさすがであり、肩を張ることも、気色ばんで話すこともなかったが、それでも迫力はすこぶるのものがあった。
ここで興味を引かれたのは出会いの不思議。高校進学、立命館大学入学、トヨタ自動車入社、ヤクルトワローズ入団とそれぞれに出会いの不思議があり、その素質・才能を見抜く恩人がいたといわれるのである。
この話を聞きながら、ずい分昔、連珠の国内普及、国際普及とド真剣に取り組んでいたときに、ある方から贈られた〈地涌の菩薩〉をかみ締めながら拝聴した。
「一瞬早すぎもせず、一瞬遅すぎもせず」をも思い浮かべながら~。

*地涌の菩薩 人が何かに夢中になって取り組んでいるとき、それが真理に合致していれば、必要なとき、必要な人が、まるで地から涌き出るがごとく現われるという。その様はまるで菩薩であるかのようにー。

古田監督の選手選別眼(大切な場面でバッターに立ったときに)
(1)手が出ない選手はダメ
(2)何も考えないで振り回す選手はダメ
(3)成績は結果である。結果は良いか悪いか誰にも分からない。それを越えて考えて振らなくっちゃー

2009.4.17

赤山禅院にて 「羅漢さん」をスケッチ

のんびりした日になったので、一度描いてみたいと思っていた赤山禅院の羅漢さんへ向かった。楽しむこと2時間、いや苦闘すること2時間。作品の出来栄えは如何だろう。

「羅漢さん」をスケッチ

2009.4.19

今熊野自治連合会役員会

町内会会長が回ってきてしまった。あ~あ。
この日がデビュー。今まで何気なく思っていたことでも大変だなぁ~。

2009.4.25